2010年7月5日月曜日

Happy 4th of July




さて、独立記念日について。

7月4日はアメリカ全土でこの記念日をお祝いするが、中でも、ここボストンはアメリカ独立運動の中心地(のひとつ)のため、他州からも人が集まって、大盛り上がり。

チャールズ川河口にある公園では毎年恒例の夜祭が行われ、隅田川の花火大会を思わせる大群衆が集まっていた。

ボストン・ポップ・オーケストラによる「星条旗」(国歌)の生演奏で夜祭の幕が開け、その演奏終了に合わせて戦闘機が隊列をなして上空を飛んでいく。大スクリーンには、建国から現在までの歴史(のうち、愛国心をかきたてる数局面:独立戦争、第2次世界大戦、月面着陸)の映像が映し出され、オーケストラは映像にピッタリの音楽を奏でる。そしてJohn F. Kennedy大統領のスピーチ映像が続く…

スクリーン上の歴史映像については、なんて偏った取捨選択がされているんだろう、そうどこかで冷静に見つめながらも、会場の興奮と一体感を肌で感じ、アメリカがより好きになった。

アメリカは移民の国だから、愛国心を高めるこういう社会的装置がないと、ナショナル・アイデンティティーを維持出来ないんだ。日本は「均一性の高い」社会だから、こういうのはアメリカほど必要とされないんだろう。でも、僕たちが将来リーダーとなり、よりグローバル化していく企業において、世界中の社員に企業文化・ビジョンを共有してもらうためには、何らかの仕組みを作っていかなければならない。アメリカ式が100%良いわけではないけれど、アメリカのやり方からは、教師/反面教師として色んなことを学べるはずだ。一緒に行っていたMITの同級生とそんな話をした。

渡米してすぐに、この一大イベントに参加し、学びの機会を得ることが出来た。
類稀なるリーダーシップで今日の会を企画してくれた、同級生のNさんに感謝!

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